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西大島校ブログ

夏期講習2026受付中!~皆様の受験対策や学習習慣の不安を解決します~

更新日:2026.6.20

江東区北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.35)

現在、TOCO夏期講習2026が受付中です。

皆さん、大学受験、高校受験、中学受験に不安を感じてはいませんか。

このままで合格するのか、今一つ成績の伸びが足りない、ということはないでしょうか。

TOCO西大島校では、「経験豊富なプロ講師」を中心に万全の受験対策を行っています。

TOCOの夏期講習の特徴としましては

 目標から逆算した「完全個別カリキュラム」

 安心の「保護者向け夏期面談」

 演習×解説で定着「テスト実践教室」

①について

「TOCO学習MAP」という学習計画表を作成し、生徒はその計画表を基に勉強を進めてまいります。週一回学習進捗状況を確認していきます。定期的に進捗確認することにより、「やらなかった」ということがなくなります。目標から逆算することで、今何をしなければいけないか明確に意識づけすることができます。

②について

季節講習ごとに、保護者の皆様と「面談」を行い、学習状況、進捗報告、合格までの課題点などをご報告します。面談を行うことで「塾で何をしているかわからない」ということがありません。また、生徒さん自身にとっても取り組むべき課題点が明らかになり、学習に取り組みやすく、成績UPしやすくなります。

③について

授業を受けただけでは、成績UPしているかどうか確認できません。夏休み中の学習が適切に行われたか効果を確認するために、適宜テストも行っています。

ぜひ一度、TOCOの夏期講習を受講してみてください。9月から勉強が楽しく感じることができると思います。

第四砂町中、大島西中、第二南砂中、砂町中, 深川高校、東高高校、城東高校、墨田川高校、小松川高校、学習院高校などの定期テスト対策や大学受験、高校受験、中学受験に対応しています。勉強面でのご相談はこちらまでご連絡ください。
個別指導学院TOCO 西大島校 石戸
江東区北砂2-14-17 メイフラワー1F
03-5665-0752

 

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米国ゴールドサックスマンに就職した後輩から学んだこと

更新日:2026.6.13

江東区北砂 個別指導学院TOCO西大島校 石戸です。(Vol.34)

 

私の3つ下の後輩で、ゴールドサックスマンに就職した者がいます。                                                                           それも、なんと執行役員でした。

ゴールドマン・サックスは、1869年に設立されたアメリカ・ニューヨークに本拠を置く世界有数の総合金融グループです。                                                                                                                                                                                                                投資銀行業務、証券業務、資産運用などを中心に、企業、政府機関、機関投資家、富裕層向けに高度な金融サービスを提供しています。そこで、40歳の時に執行役員を務めていたのですから、大人材です。のちに大統領になるトランプともかつて、英語で取引をした男です。

先日、彼の今の地元、荒川区で蕎麦を一緒に食べた時の話です。

――彼は、2001年9月11日(同時多発テロ)を目の前で見た際に、「ビジネスなんかより

もっと大事なのは困っている人々の役に立つことかもしれない」と感じた、といいます。                 その10年後の東日本大震災では、すでに将来が約束されているのにも関わらず、東北の復興に全力を傾注し始めていました。その後、家族とともに日本に戻り、様々な活動をしています。

今日は、その彼から聞いた話に、調べた根拠を交えて書かせていただきます。

 

  1. 市場の過酷さ:日系を離れた瞬間「2億人」との消耗戦になる

欧州経済協力開発機構(OECD)による欧州労働市場のデータ などを見ても、英語は「あれば有利なスキル」ではなく、すでに「インフラ(あって当たり前の初期装備)」です。

  • データの裏付け:
    国際的な英語能力指標「EF EPI」において、日本の英語力は世界92位(116カ国・地域中、下位20%)に沈んでいます。一方で、シンガポール(3位)やフィリピン、マレーシア、欧州各国などの非ネイティブ層は軒並み上位を独占しています。
  • 辛辣な実態:
    「英語を活かしたい日本人」がローカル企業に応募した瞬間、「あなたより給与が安く、あなたより遥かに英語が流暢で、かつビザ取得ハードルが低いアジアや欧州の優秀な非ネイティブ」数億人が競合になります。語学力だけで彼らと戦うのは、データ上ほぼ不可能です。
  1. ビザの冷酷な評価:「英語ができる日本人」に国境を開く国はない

海外で働くためには「就労ビザ」が必須ですが、各国の移民政策は年々厳格化しています。

  • データの裏付け:
    各国の就労ビザ発給条件の共通項は、「大卒以上の学位」および「関連する職務経歴(最低3〜5年以上)」、そして「現地人で代替不可能な専門性」です。
  • 辛辣な実態:
    ビザの発給要件において、私たちの「英語力(TOEICやIELTSのスコア)」は最低条件の確認(足切り)にしか使われません。「英語が話せる」という理由は、ビザが降りるプラス査定には1点も加算されないのが各国の入国管理の実態です。
  1. 日系企業の甘くない現実:結局は「日本語」を切り売りする労働

では、日系企業の現地採用なら安心かというと、そこにも厳しい現実があります。

  • データの裏付け:
    ジェトロ(JETRO)の「海外進出日系企業実態調査」 などが示す通り、多くの海外進出日系企業(特に製造業や商社)が現地採用に求める最優先の役割は「日本本社と現地ローカルスタッフの間の板挟み調整(通訳・翻訳・事務)」です。
  • 辛辣な実態:
    仕事の本質は「英語を活かす」ことではなく、「日本語が通じない現地人に、日本のビジネスルールを押し付ける泥臭い調整役」です。現地にいるにもかかわらず、社内資料の作成や本社への報告はすべて日本語で行われ、キャリアとして得られるのは「現地語のビジネススキル」ではなく「調整のスキル」に留まるケースが大半です。

結論:データが示す唯一の生存戦略

海外における英語の価値は、国際ビジネスコミュニケーション協会の基準 でも「TOEIC 730〜800点以上は業務に大きな支障がないレベル」、つまり「スタートライン」としか定義されていません。

厳しい言い方をすれば、海外において「英語力×未経験(または事務職)」の市場価値はほぼゼロです。

もし日系企業に依存したくないのであれば、語学の勉強を一度ストップしてでも、以下のような「英語以外の武器」を身につける必要があります。

  • 他国で真似できない専門技術(ITエンジニア、財務・会計、データ解析など)
  • 明確な実績を持つ特定の業界経験(5年以上の法人営業、マーケティングなど)

もしよろしければ、この厳しい現実を踏まえた上で、「現在あなたが持っている英語以外の実務経験や強み」を教えていただけますか?それをもとに、日系企業に買い叩かれない具体的な戦略を考えます。

GSが求める人材の優先順位

厳しい現実として、ゴールドマン・サックスなどの企業において、あなたの「英語力」が評価される優先順位は3番目以降です。

  1. 圧倒的な結果を出せる専門性(数理能力、ファイナンス知識、ロジカルシンキング)
  2. カルチャーへの適合(ハードワークに耐えうるタフさと、チームワークへの貢献度)
  3. ビジネスを推進するための英語力

もしあなたのお子さんがこのレベルの企業への挑戦を視野に入れている場合、現在の立ち位置によって戦略が変わります。

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スマホと距離を置くことも、聡明な生き方の1つ

更新日:2026.6.11

江東区・北砂 個別指導学院TOCO 西大島校 石戸です。(Vol.33)

 

TIKTOKやインスタグラムなどのSNSは、幼い時からスマートフォンが身近に若年ある層にとって生活に深く浸透した存在です。一方で依存性の高い設計などを問題視する動きを強まっており、国内外で規制をめぐる議論が活発化。最適解を見出せるかが課題です。

あるモバイル社会研究所が実施した調査ではSNSの利用率は小学生高学年で6割超。中学生では9割超超。利用時間は男子よりも女子が長く、TOKTOKなど「4時間以上」と動画系サービスの利用時間が長いことも示されました。

先月、先進7か国(G7)デジタル相会合が、パリで開かれ、子どもをインターネット上での被害から保護するため、連携するとの閣僚宣言を採択しました。

G7ではフランスが15歳未満のSNS利用禁止を検討。べお国では週によって年寧制限を設けるなどの法整備が進んでいます。

日本ではデジタル教科書を紙と同様に正式な教科書と位置づける改正学校教育法などが、昨日の参院本会議で与党などの賛成多数で可決、成立しました。

教員や保護者の中には、視力低下や、子供にととって学習内容が定着しづらいのではないかといった懸念もあります。

わが西大島校で独自に行った紙によるアンケート調査の結果でも、スマートフォン利用(ゲームや動画の視聴)時間が、私が予想していたよりも多く、2時間から4時間が大半でした。中には、夜通し10時間近くやる日もあるといいますので、「目や脳を少し休め瀬ないとね」「お家の方は、御存知なの?」と聞くこともあります。

今後もAIも含めたスマートフォンが普及し、タブレットの利用頻度が増えていきそうです。

AIは、確かに便利ですが、必ずしも、こちらの視力や疲労度、依存性まで配慮してくれるわけではありません。部屋にこもり中で、勉強よりもゲームや動画の方が主流になってしまっている子もいないわけでなはいのかと懸念しています。

家庭内でのルールづくりがなければ、親も知らないところで、どこかにつながってしまわないともか限りませんし、犯罪にも巻き込まれる可能性も全くないわけではありません。

「夜8時以降は没収」と言われ、自習に来ている子もいます。「定期テスト3週間前からは取り上げられる」という子もいます。あるご家庭では、家に隠しておけず、職場にまで遠ざけているという話も聞きました。

時には、「夏期講習会」や「夏期合宿(宿泊を伴わないで、教室に1日中こもって学習しまくる)」などの機会に、スマートフォンなどと隔離する時間も必要かも知れませんね。

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暗記のコツは「音読」!!――息を吐く動作が効果的?

更新日:2026.6.10

江東区・北砂 個別指導学院TOCO 石戸です。(Vol.32)

兵庫医大などのチームが、昨日までに「人は息を吐いているときに効率良く暗記できる可能性があるとの研究結果を英科学誌に発表しました。暗記したときの呼吸の仕方によって、思い出す速さが変わったそうです。地無は、息を吐く動作が含まれる「音読」が効果的だとし、「英単語」などを声に出して覚える方法は理にかかっている」と分析しています。

マウスでは呼吸の仕方で記憶力が高まったり悪化したりすると分かっていましたが、人では検証されていませんでした。

チームは、鼻にチューブを入れて空気の流れを計測する方法で、空気の流れを計測する方法で、研究に参加し参加した30人の呼吸を記録しながら1秒ごとに動物や植物の画像を40枚提示。その後、無関係な画像を80枚、最初に見た40枚に含まれているかどうか答えてもらったのです。

その結果、息を吸い始めるタイミングで画像を覚えた場合に比べて、息を吐き終えるタイミングで覚えた方が覚えた方が素早く質問に回答できていました。

最も速かったのは、解答するときも息を吐いている場合だったそうです。課題の難易度が低かったためか正答率に明確な差はありませんでした。

暗記の他に、走り方や投げ方、ダンスにも振り付けなどにも応用できる可能性があります。兵庫医大の「呼吸は神経細胞に何らかの作用を持ち、信号にノイズが生じる。逆に息を吐くときは、ノイズが静まるので、記憶しやすいのではないか」と話しています。

私は、英単語や漢字の場合、書きながら声に出して(息を吐きて)覚えるとより一層高まるのではないかと考えています。

「視覚」から入る情報も重要で、「体(指)を動かす」ことも加え、「息を吐いて発音することで、トータル的に脳に体に取り込むことができるのではないでしょうか。

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大人世代が驚く「Z世代・α世代の新常識」

更新日:2026.6.9

江東区・北砂 個別指導学院 TOCO 西大島校 石戸です。(Vol.31)

 

私(たち)大人が子どもの頃の常識が激変していることを御存知でしょうか?

今回は、現代っ子の常識(最先端)から大人が学び取ることが目的のブログです。

スポーツ・トレーニング編】

  1. 野球の評価:打率3割よりも「OPS」
  • 昔の見解: 強打者の証は「打率3割」「ホームラン王」。
  • 現在の定説: 選手の得点貢献度を測るには「OPS(オーピーエス)」が最重要視される。
  • 変わった理由:
    統計学(セイバーメトリクス)の進化により、打率(ヒットの確率)よりも「出塁率」と「長打率」を足したOPSという指標のほうが、チームの得点力と圧倒的に高い相関関係があることが証明されました。現在の大リーグやプロ野球では、打率が2割5分でもOPSが高ければ「超一流の強打者」と評価されます。
  1. マラソン:薄底シューズから「厚底」へ
  • 昔の見解: 長距離を走るなら、軽くて素足に近い「薄底シューズ」が常識。
  • 現在の定説: 世界のトップランナーから市民ランナーまで「厚底シューズ」が主役。
  • 変わった理由:
    かつては「厚底=重くて走りにくい」とされていましたが、カーボンプレートと超軽量の特殊クッションを組み合わせた新技術が登場しました。これにより、足を痛めにくく、かつ地面からの反発力を爆発的に推進力へ変えられるようになり、世界中のマラソン記録が次々と塗り替えられました。
  1. 筋トレ:限界まで追い込まなくても筋肉は育つ
  • 昔の見解: 重いウエイトを持ち上げ、筋肉がちぎれるほどの筋肉痛を伴う「限界の追い込み(No Pain, No Gain)」が必要。
  • 現在の定説: 軽い負荷でも、運動の「総重量(ボリューム)」が同じなら効果はほぼ同じ
  • 変わった理由:
    スポーツ科学の研究が進み、重いバーベルを数回だけ持ち上げるトレーニングと、軽いダンベルを回数多くこなすトレーニングとでは、トータルの運動量(重さ×回数)が同じであれば、筋肉の発達(筋肥大)に大きな差が出ないことが判明しました。これにより、怪我のリスクが低いトレーニング法が推奨されるようになっています。

衣料・ファッション編】

  1. 機能性インナー:見た目が綺麗でも「3年で寿命」
  • 昔の見解: ユニクロのヒートテックやエアリズムなどは、生地が破れるまで何年も着続けられる。
  • 現在の定説: 見た目が変わらなくても、約3年で本来の機能(吸汗速乾や吸湿発熱)は失われる
  • 変わった理由:
    これらの衣服に伸縮性をもたせるために使われている「ポリウレタン」という繊維は、着用や洗濯の有無に関わらず、空気中の水分などによって約3年で経年劣化(加水分解)が始まります。繊維が伸びて肌との密着性が失われると、暖かさや涼しさを感じにくくなるため、 ユニクロ公式などでも約3年での買い替えが推奨されています。
  1. ジーンズ(デニム):洗わないほうがいい 「こまめに洗う」
  • 昔の見解: 色落ち(ヒゲやアタリ)を楽しむため、ジーンズは極力洗濯せず、ファブリーズや天日干しで耐えるのが美学。
  • 現在の定説: 生地を長持ちさせるためには、裏返してこまめに洗濯するべき
  • 変わった理由:
    汗や皮脂、目に見えない汚れが生地に染み込んだまま放置すると、繊維が酸化して弱くなり、股下やポケットの周りから突然「生地が破れる」原因になります。現在のビンテージデニム界隈でも、生地の寿命を伸ばすために「適切な頻度で水洗いする」ことが新常識となっています。

スポーツも衣服も、「精神論」や「職人の勘」から「科学的なデータ」に基づく時代へと完全にシフトしています。

【日本史編】

  1. 鎌倉時代の始まり
  • 昔の見解: 1192(いい国つくろう鎌倉幕府)
  • 現在の定説: 1185(いい箱つくろう鎌倉幕府)
  • 変わった理由:
    源頼朝が征夷大将軍になったのは1192年ですが、実質的な国の支配権(守護・地頭の設置権)を後白河法皇から獲得したのは1185年です。そのため、現在は1185年を事実上の幕府成立(鎌倉時代の始まり)とする教科書が主流です。

    • ※現在は「何年に一発で成立した」というよりも、1180年から1192年にかけて「段階的に完成していった」と教えられています。
  1. 聖徳太子(しょうとくたいし)
  • 昔の見解: 聖徳太子という万能の政治家が1人で大活躍した
  • 現在の定説: 「厩戸王(うまやどのおう)」という実在の人物+後世の神格化
  • 変わった理由:
    「聖徳太子」という名前は、彼が亡くなった後に付けられた尊称(おくり名)であることが明確になりました。また、彼が1人で全ての偉業(冠位十二階や憲法十七条など)を成し遂げたという記述は、後世に作られた伝承の可能性が高いと指摘されています。

    • ※現在の教科書では、生前の本名である「厩戸王(あるいは厩戸皇子)」をベースに、「厩戸王(聖徳太子)」のように両方を併記して教える形に変わっています。
  1. 和同開珎(わどうかいちん / わどうかいほう)
  • 昔の見解: 日本最古の流通貨幣
  • 現在の定説: 和同開珎より古い「富本銭(ふほんせん)」が最古
  • 変わった理由:
    1998年、奈良県の飛鳥池遺跡から、和同開珎(708年)よりも古い7世紀後半(天武天皇の時代)につくられた「富本銭」が大量に出土しました。これにより、「日本最古の公的な鋳造貨幣」の座は富本銭へと塗り替えられました。
  1. 仁徳天皇陵(にんとくてんのうりょう)
  • 昔の見解: 仁徳天皇の墓である
  • 現在の定説: 「大仙陵古墳(だいせんりょうこふん)」(伝・仁徳天皇陵)
  • 変わった理由:
    考古学の調査により、この巨大古墳が造られた時期(5世紀前半〜半ば)と、神話・歴史上の人物である仁徳天皇の活動時期が「どうも一致しないのではないか」という疑問が強まりました。誰の墓か100%の証明ができないため、現在の教科書では「天皇の名前」ではなく、地名に由来する学術名である「大仙陵古墳(または大山古墳)」という呼び方が主役に据えられています。

このように、私たちが子どもの頃に丸暗記した歴史の知識は、今や「古いデータ」になっているものがたくさんあります。

     5. 足利尊氏の顔写真

教科書に必ず載っていた、馬に乗ったヒゲの武士の肖像画。あれは足利尊氏ではないことがほぼ確実になりました。

  • 昔の見解: 馬に乗ったあの有名な肖像画こそが「足利尊氏」である。
  • 現在の定説: 尊氏の側近であった「高師直(こうのもろなお)」、あるいはその息子の師冬(もろふゆ)であるという説が有力。
  • 変わった理由:
    肖像画に描かれている家紋が足利家の「二つ引両(ひきりょう)」ではなく、高(こう)家の「輪違い」であることや、騎馬武者の乗る馬の装備が尊氏の時代より少し後のものであることが研究で判明しました。
  • 現在の教科書:
    かつての絵は「騎馬武者像」などと書き換えられ、現在の教科書で「足利尊氏」として掲載されているのは、京都の浄土寺などが所蔵する別の座像(お坊さんのような姿で座っている肖像画)に変わっています。

     6. 遣隋使の小野妹子(おののいもこ)

小野妹子は「初の遣隋使」として歴史の表舞台に登場しますが、実は彼よりも前に別の遣隋使が送られていたことが分かっています。

  • 昔の見解: 607年に小野妹子が「第1回」の遣隋使として隋に渡った。
  • 現在の定説: 小野妹子が送られたのは「第2回(あるいはそれ以降)」である。
  • 変わった理由:
    日本の歴史書(日本書紀)には書かれていませんが、中国側の歴史書(隋書)には、西暦600年に倭国(日本)から最初の使者が来たという記録がはっきりと残っています。しかし、この1回目の使者は隋の皇帝から「国際マナーがなっていない」と呆れられ、外交としては大失敗に終わりました。
  • 現在の教科書:
    この失敗を恥じて日本側が記録を消したと考えられており、現在の教科書では「600年にも使者が送られた(諸説あり)」と触れた上で、「国交を開くために改めて607年に小野妹子が送られた」というストーリーで教えられています。

     7. 縄文時代・弥生時代の区切り

かつては「紀元前3世紀(約2300年前)から弥生時代が始まった」とされていましたが、これが一気に500年も遡ることになりました。

  • 昔の見解: 紀元前3世紀(約2300年前)に大陸から米作りが伝わり、弥生時代が始まった。
  • 現在の定説: 紀元前10世紀頃(約3000年前)には、すでに九州北部で本格的な水田稲作(弥生文化)が始まっていた。
  • 変わった理由:
    2000年代以降、国立歴史民俗博物館などが「炭素14年代測定法」という最新の科学技術を用いて、土器に付着した「おこげ」などを分析しました。その結果、これまでの想定よりはるか昔から米作りが行われていたデータが出たためです。
  • 現在の教科書:
    現在は「紀元前10世紀頃から弥生時代が始まった」と書かれるようになっています。また、稲作が一瞬で全国に広まったわけではなく、数百年の時間をかけてじわじわと南から北へ広がっていった(その間、東日本ではまだ縄文らしい生活が続いていた)というグラデーションのような過渡期として教えられています。

「歴史は変わらない過去のこと」と思われがちですが、新しい科学技術や文献の再検証によって、今でも日々書き換えられています。

【医療・健康・スポーツ編】

  • 運動中に水を飲んではいけない➔ 昔はバテる原因とされましたが、現在は脱水症や熱中症を防ぐためこまめな水分・塩分補給が必須です。
  • 怪我をしたら「うさぎ跳び」で鍛える➔ 関節を痛める百害あって一利なしの運動と分かり、現在は禁止されています。
  • 傷口は消毒して乾かす(乾式療法)➔ 現在は傷口を消毒せず、水道水で洗って潤いを保ったまま治す湿潤療法(モイストヒーリング)が主流です。

【科学・天文学編】

  • 「(冥王星)(めいおうせい)」は太陽系の第9惑星➔ 2006年の国際天文学連合の定義変更により、現在は惑星ではなく「準惑星」に分類されています。つまり、「海王星(かいおうせい)」)よりも外にあることが分かっています。
  • 恐竜は毛のないトカゲのような姿➔ 化石の研究が進み、現在の恐竜(特にティラノサウルスなど)は羽毛が生えていたという説が有力です。

 

 

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