【中学2年生】社会のテストの挑み方①基本は暗記
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こんにちは、個別指導学院TOCO東久留米校の茂木です。
英語に続いて、社会のテストの挑み方を
今回から書いて行きます。
1つ目は、「基本は暗記」です。
社会という科目は、暗記科目という
イメージを抱いている人も多いのではないかと思います。
そのため、「そのままじゃないか」や
「覚えるだけ」と感じる人もいるかもしれませんけれども、
まったくもってそんなことはありません。
暗記をするにも、暗記をするコツがちゃんとあります。
そもそも、暗記はどの科目でも必要です。
社会にだけ特別必要なものではありません。
しかし、暗記科目というイメージがあるのは、
テストへ出題される、出題のされ方に問題があると思います。
定期テストにおいては、一問一答形式の出題が
される場合も多いのかなと思います。
そのために「覚えればできる」というイメージがあるわけです。
しかし、中学3年生になる皆さんにとっては、
これでは痛い目にあう危険性を孕んでいます。
模試や入試の問題に、一問一答形式の出題が
ほとんどないからです。
この点に関しては、次回以降書きたいと思いますけれど、
根底としては、「暗記」です。
「暗記」をするためのコツですけれども、
「関連するものを1まとめにして覚える」ということです。
2年生では地理で日本地理を習いましたね。
日本の農業の特色はどうでしたか。
「促成栽培」「抑制栽培」「近郊農業」
このような用語は、日本の農業ということで
1まとめとして覚えてしまいましょう。
歴史で言えば、
「享保の改革」「田沼意次の政治」「寛政の改革」「天保の改革」
といった江戸時代後期の政治改革を1まとめにして
比較しながら覚えるとよいです。
2つ目は、歴史に関してですけれども、
暗記をするときに、「いつごろの出来事か」
「誰が行ったのか」「なぜ起きたのか」
「これが起きて、社会はどうなったのか」
ということを意識することです。
歴史は、事実(と思われるもの)の積み重ねです。
先人が行った施策は、必然性があるわけです。
そして、ある施策は他の施策に影響を及ぼしているはずなのです。
ですから、歴史の1つ1つの出来事は必ず関連しているはずです。
そのためにこのようなことを意識して
覚えると歴史の背景がよくわかると思います。
例えば墾田永年私財法という法令は、
「743年に出された法令で、当時は聖武天皇の治世でした。
人口増加などに伴う口分田の不足により、
新たな田が必要となり、そのための施策として出されました。
その結果として、私有地が認められ、急速に広まっていき
後の荘園に繋がっていきます。」
という感じです。
このように考えていくと、これは果たして「暗記」なのかと
感じてきます。
私は歴史を、覚えるのではなく、理解しようと考えています。
覚えるのは大変ですけれども、理解してしまうと
非常に忘れにくいからです。
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