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中学理科の効率のよい勉強の仕方

2024.8.17

東久留米市、新座市で塾をお探しのみなさんへ。

こんにちは、個別指導学院TOCO東久留米校の茂木です。  

 

地理や歴史の効率のよい勉強の仕方を紹介してきましたけれども

今回は理科の勉強の仕方について紹介します。

 

社会、理科はともに暗記科目という印象があると思います。

確かに暗記は必要ですけれども、

社会と理科は勉強の仕方は大きく違います。

 

1.基本事項の暗記

どの科目においても、暗記が基本になります。

基本事項を暗記することをすすめていきましょう。

 

2.問題演習を行う

理科の勉強と社会の勉強の大きく違うところは、

社会は暗記に時間をかけたほうがよいのですけれども、

理科は暗記よりも問題演習に時間をかけたほうがよいです。

なぜなら理科の問題は、実験や観測、観察から出題されます。

これらのバリエーションは多種多様なため、

すべて覚えることは必要はありません。

 

しかし、実験や観測、観察を暗記していなくても

基本事項をしっかりと押さえておけば

解くことができるのです。

 

例えば、銅を加熱して、酸化銅を作る実験の場合ですと

<暗記するもの>

1.質量保存の法則の原則を覚える

2.銅に結びつく酸素の量は、銅の量に比例する。

(できたら銅と酸素の比率も暗記しておくとよい)

3.銅に結びつく酸素の量は、(銅:酸素)は4:1

 

酸化銅の実験は非常に良く出題されます。

すべてのパターンを覚える意味はないので、

暗記するものをおさえて、問題演習によって

練習をしていけばよいのです。

 

多くの場合、グラフが提示されます。

縦軸、横軸に取られるものは、

銅の質量、酸素の質量、酸化銅の質量の

いずれかです。

銅に結びつく酸素の比率は、グラフを読み取ると

求めることができますけれども

その比率(4:1)を覚えておくと非常に単純な問題になります。

 

(1)2.0gの銅を加熱すると、□gの酸化銅ができます。

(2)酸化銅3gがある。□gの銅を加熱したか。

 

こういった計算問題が出題されます。

しかし暗記するものの1~3を覚えておけば

暗記した内容をもとに答えることができます。

(1):2.5

(2):2.4

 

暗記したものを使って、問題に答える練習を

繰り返し行っていけば、テストでも点数が取れるはずです。

特に学校の授業で行った実験については、

テストで出題される可能性が高いので

しっかりと復習をしておきましょう。

 

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