模試の効果的な利用法
江東区北砂 個別指導学院TOCO西大島校の皆川です。今回は、2学期からの効果的な模試の利用の仕方について書いてみたいと思います。
皆さんは模試をすでに何度か受験していると思います。そこで皆さんが一番気になるのは、「合格判定」ではないでしょうか。確かに、もう二学期ですから、そろそろ現実的なことも考えていかなければいけない時期でもありますし、合格判定が気になるのはもっともだと思います。合格判定がSやAであればうれしいのもわかります。また、すべての受験生の中でどのくらいの順位にいるかを知るなど、すべての受験生の中での位置を確認する、という意味では非常に役立つ指標にもなります。しかし、この「合格判定」ばかりに一喜一憂しすぎるのはあまりおすすめめできません。模試の受験では、むしろ、「どこにのびしろがあるのか」を教えてくれていますので、「点数を上げるための弱点補強」のために活用していただきたいと思います。
また、模試で出題される問題は良問がそろっています。特に中三生が受験する「Vもぎ」は「都立そっくり模試」とも言って、本番入試に似せて作られています。ですから、この問題を何度も反復して解くだけでも点数は上がっていくと思います。西大島校でも定期テスト対策がひと段落したら、模試の過去問を使った対策もしていきたいと考えています。
それでは、今回は数学と英語に絞って模試の解き直しの仕方をご説明したいと思います。
<数学・理科編>
まず、これまで何度もお話しているように、数学の1⃣は全問正解を目指してください。1⃣でミスがあった場合は、計算練習が足りていない場合がほとんどです。「うっかりミス」で片づけるのではなく、その問題を何度も計算練習を行いましょう。それでも自信が持てないときには、その単元に戻って計算練習を納得いくまで練習してみてください。2⃣以降は、できなかった問題はノートの左側ページにコピーを張り付けて、右側に解き直していきます。自分で自分自身に説明するように、解答のプロセスを丁寧に書いていきましょう。「解説を読んで解かった」イコール「本番でも解ける」ではありません。1週間後、1か月後のあなたはきっと忘れていると思います。忘れている「未来の自分」に向けて解説を書くつもりで書き込んでいってください。このように、模試でミスをした場合には、ノートにコピーを張り付けて、右側のページにやり方を書いていく、というのを蓄積してみてください。入試までこれを続けると、自分の弱点を集めたオリジナル問題集ができます。
理科は、模試の点数を上げやすい科目ではないかと思います。模試の結果が返ってきたら、どこで点数が取れていないのか、正解率が低いのかしっかり分析してください。数学同様、問題のコピーを左ページに貼って、右ページに解き方を書いていきます。その際、忘れていた基礎知識は、数学の公式などと同様、ノートの右ページに目立つように色など使って書いておきましょう。次の模試の前や、入試本番の前に何度も見返すだけでも、簡単に復習できるようになります。数学も理科もこのやり方をすると、復習に時間がかからずに短時間で復習できるようになりますし、復習してみたら全然覚えていないなどということがなくなります。ぜひ、試してみてください。
第四砂町中、大島西中、第二南砂中、砂町中の定期テスト対策に定評があります。勉強面でのご相談はこちらまでご連絡ください。
個別指導学院TOCO 西大島校 皆川
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