「赤本手帳」を活用して戦略的に受験を乗り切ろう!!
2024.11.30
Category - 西大島校ブログ
江東区北砂 個別指導学院TOCO西大島校 皆川です。
中学生・高校生の皆さんは、まだ手帳を十分に活用したことがないのではないでしょうか。
書店に行くと「赤本手帳」というのが販売されています。私は受験生に勉強計画を立てるために「手帳」をお勧めしています。(赤本手帳だけでなく、ビジネス手帳にも良いものがたくさんありますので、そちらを利用するのもおすすめです。)
私は、なにか目標を実現したいときに、この手帳をよく利用しています。
手帳のメリットをいくつか挙げてみます。
- 利用できる時間を「見える化」することで、スキマ時間を上手に利用することができる。。
- 自分の目標を書いておくことで、その目標を常に意識することができる。目標を達成するには、常に目標を意識しておくことが重要です。
- さらに、予定だけではなく勉強した記録を残しておくとで、勉強に偏りが出にくくなる。例えば、毎日、勉強記録を記入していくと、勉強時間に偏りがあることがわかります。得意科目には時間をかけますが、苦手科目にはどうしてもかける時間が少なくなる傾向があります。苦手を克服して、偏りなく成績を上げるためにはこのような偏りをなくしていく必要があります。
- 自分がこなすことができる一日の勉強量がわかります。そうすることで、無理な計画を立てることなく、計画倒れになることを防ぐことができます。
- 継続していることが視覚的にわかるので、継続できる自分に自信が持てるようになります。
では次に、上手に手帳を使いこなせるようになるコツについて書いておきます。
- 問題集を買ったら、「仕上げる期限」を必ず決める。「仕上げる」とは、人に説明、解説できるくらいに自分に落とし込むことです。そうなるためには、4周以上することが必要です。「仕上げる期限」を決めたら、一日何ページ解けば、その期限までに終わるのかを均等に配分し、手帳に記入していきます。
- 毎日、立てた計画を見て、継続できた時にはチェックマークを入れていきましょう。そうすると、継続することがとても楽しく感じるようになります。
- 勉強は計画通りには進まないのが当たり前、と思うことも大切です。
- 毎日、勉強が終わったら、良かった点、改善点を書いていきます。良かった点はそれほど大切ではありません。重要なのは、「改善点」です。勉強のやり方をどのように改善していくべきかを常に考えていかないと、勉強が「上手に」はなりません。特に「スマホをいじってしまい、いつの間にか1時間たってしまっていた」なんてことはよくあることと思いますが、そのようにならないためにどうするべきかを記入しておくようにしましょう。そうすることで勉強の質が向上していきます。
最後に、「赤本手帳」の良い点を書いておきます。「共通テストまであと○○日」と書いてあるので、共通テストまで残りの日数がわかります。また、合格者からの勉強アドバイスが書かれているので、勉強法なども非常に参考になると思います。
来年度、受験生になる皆さんはそろそろ受験を意識して手帳に計画を立ててみてはいかがでしょうか。
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