英文法が苦手な方へ~品詞の理解で苦手を克服する~
江東区北砂 個別指導学院TOCO西大島校 皆川です。
今回は、「英語が苦手」という人にぜひ読んでもらいたいと思います。
「英語が苦手」な人の特徴をあげると、
「品詞を覚えていない・品詞を理解していない」
ということが挙げられます。国文法でも「品詞」の勉強はやります。この「品詞」の理解ができていない、覚えていないというのが英語が苦手な人の共通点だと感じています。
例えば、
「動詞」「名詞」「助動詞」「前置詞」「疑問詞」「接続詞」「形容詞」「副詞」といったとき、すぐにどのような単語が何詞か思いつくでしょうか。この品詞を理解し、その品詞の代表的な単語が思いつけば問題ありません。しかし、形容詞と副詞の違いを説明できない、といった生徒さんが非常に多いのも事実です。
特に単語を暗記するときに、その単語の品詞も一緒に覚えなければいけません。そうすることで、英文法を理解しやすくなります。品詞を理解していると、特に「並べ替え問題」などが得意になります。
例えば、形容詞はこの位置には来ない、前置詞の後ろは代名詞なら目的格にする、形容詞に~lyをつけると副詞になる単語が多い、など、品詞という視点から理解すると、暗記するべきことが劇的に減少します。
もう一つ「品詞の理解」をすることが重要であることについて説明します。
不定詞(to不定詞)は中2で学習します。不定詞には3つの用法、名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法があります。不定詞の文法問題ではどのように問われるかというと、次の文章の不定詞は何用法か、と問われます。
例)
I / want / to study English.
私は/欲する/英語を勉強することを
この例文でto study Englishは動詞wantの目的語になっています。つまり、目的語になれるのは「名詞」であるため。この不定詞(to study english)は「名詞的用法」となります。
Would you like / something / to drink.
いかがですか / 何か(もの) / 飲むための
この場合<to drink>の部分はsomethingにかかっていっています。「何か」という「(代)名詞」を修飾しています。 (何か)←<飲むための>
つまり、名詞を修飾する品詞と言ったら「形容詞」です。ですから、この「to drink」は「形容詞的用法」ということになります。
I go to school / to study English.
私は学校に行く/ 英語を勉強するために
では、このto study Englishはどの単語を修飾しているでしょうか。答えは「go」です。「英語を勉強するために」→「行く」ですよね。つまり動詞goを修飾しているわけですから、動詞を修飾する品詞と言ったら「副詞」ですね。ということで、このto study Englishは「副詞的用法」ということになります。
このように、「品詞」を理解していると理解できることがとても増えますし、応用が利くようになります。英語が苦手な人はまず、英語にはどのような品詞があり、それぞれの単語がどのように品詞として分類されているのか、調べてみてください。
————————————————————————————————————————–
第四砂町中、大島西中、第二南砂中、砂町中,深川高校、東高校、科学技術高校の定期テスト対策や大学受験、高校受験に対応しています。勉強面でのご相談はこちらまでご連絡ください。
個別指導学院TOCO 西大島校 皆川
江東区北砂2-14-17 メイフラワー1F
03-5665-0752
-
東久留米校西武池袋線・東久留米駅
東久留米、新座、ひばりヶ丘、清瀬で塾をお探しの方はこちら>> -
和光校東武東上線、東京メトロ有楽町線・和光市駅
和光市、成増、朝霞、朝霞台、大泉学園、新座で塾をお探しの方はこちら>> -
西大島校都営新宿線・西大島駅
都営新宿線「西大島」駅周辺で塾をお探しの方はこちら>>