「日本スタートアップ大賞2026」内閣総理大臣賞
江東区北砂 個別指導学院TOCO 西大島校 石戸です。(Vol.56)
政府が主催する「日本スタートアップ大賞2026」で、最高賞となる内閣総理大臣賞を知能ロボットの開発を手掛けるMujin、厚生労働大臣賞をUbieがそれぞれ受賞したことは皆さんもご承知かも知れません。
審査委員会特別賞には、AIを活用した医療機器開発に取り組むアイリスが選ばれました。
スタートアップ大賞は、次世代のロールモデルとなるようなインパクトのある新事業を創出した起業家やスタートアップを表彰する制度で、厚労省など7省が募集し、有識者からなる審査委員会が317件の応募から受賞者を決定しました。
今年度大賞を受賞したMujinはフィジカルAIを搭載したロボットの世界共通基盤「MujinOS」を開発し、物流・製造現場の自動化や高度化に取り組んでいます。
スタートアップ大賞では、モーションプランニング技術のロボットへの実用化に世界で初めて成功し、独自のフィジカルAI「MujinMI」を開発した点が評価されました。
同社のCEO兼共同創業者は「日本発のディープテックが世界中の物理現場を支えるインフラとなるよう、一歩一歩、確実な実績を積み重ねていく」と述べていました。同社が手掛けるロボットは、医薬品の仕分けなどを行う物流企業でも導入されているらしいです。
このMujinは、わが江東区の辰巳にありますが、CEOであるT氏は、実は私の系列高校の22歳若い後輩です。
2011年に世界的ロボット工学の権威であるロセン博士とMujinを創立。
Mujinを設立する以前は、米国の大学卒業後、ウォーレンバフェットの会社として有名な、製造業の中でも世界最高の利益水準を誇るイスカル社に勤務し、生産方法を提案する技術営業として多くの賞を獲得するなど、輝かしい実績を残しています。
日本での厳しい生産現場を渡り歩いたことによって得た幅広い知識や現実的な視点は、特に事業化が難しいといわれるロボットベンチャー業界で大躍進する原動力となったのです。
私がその後輩に感心し、尊敬もしたのは、CEOであるT氏が、同窓会で述べていた点です。
「勉強は一生懸命にやりましたけど、自分の栄誉のためではなく、社会貢献の使命感だけでやってきました。名声とは富とか自分だけのためとの発想ではなく、世界のため、人類のために何かできることはないか、との考えがいつも根底にありました。」と。
大学名などのブランドをバッジとして胸につけて見栄を張る時代は、すでに過ぎているのだと感じました。
また、米国の大学に進学し、世界中に友人を作ってきたのも彼の強みだと思いました。
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